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歯周病と骨粗鬆症の意外な関係|歯を失わないために知っておきたいこと
「骨粗鬆症と歯周病は関係がありますか?」
患者さんからこのようなご質問をいただくことがあります。
骨粗鬆症は骨がもろくなり骨折しやすくなる病気として知られていますが、実はお口の健康とも深い関わりがあります。
特に歯周病は、歯ぐきだけでなく歯を支えている骨(歯槽骨)にも影響する病気です。
今回は、骨粗鬆症と歯周病の関係、そして将来も自分の歯で食事を楽しむために大切なポイントについてお話しします。

骨粗鬆症とはどんな病気?
骨粗鬆症は、加齢やホルモンバランスの変化などによって骨の量や質が低下し、骨折しやすくなる病気です。
特に女性は閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)が減少するため、骨粗鬆症のリスクが高くなることが知られています。
骨粗鬆症は初期には自覚症状がほとんどありません。
そのため、
* 身長が縮んだ
* 背中が丸くなった
* 転びやすくなった
* 骨折したことがある
といった症状が出てから気づくことも少なくありません。
歯周病は「骨の病気」でもあります
歯周病というと「歯ぐきの病気」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。
しかし実際には、歯周病は歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けていく病気です。
歯周病菌による炎症が続くと、
* 歯ぐきから出血する
* 歯周ポケットが深くなる
* 歯を支える骨が減る
* 歯がぐらつく
* 最終的には抜歯が必要になる
ことがあります。
つまり、歯周病は歯ぐきだけではなく「骨」に大きな影響を与える病気なのです。
骨粗鬆症と歯周病の関係
骨粗鬆症になると全身の骨量が減少します。
顎の骨も例外ではありません。
骨粗鬆症だけで歯周病になるわけではありませんが、骨量が減少した状態で歯周病の炎症が加わると、歯を支える骨の減少が進みやすくなる可能性があります。
また、歯を失うことで噛む力が低下し、
* 食事内容が偏る
* 栄養不足になる
* 筋力が低下する
* 転倒しやすくなる
という悪循環につながることもあります。
近年では、お口の健康と全身の健康は密接に関係していることが広く知られるようになっています。
骨粗鬆症のお薬を飲んでいる方へ
骨粗鬆症の治療薬の中には、
* ビスホスホネート製剤
* デノスマブ製剤
などがあります。
これらのお薬は骨折予防に重要な役割を果たしますが、抜歯などの外科処置を行う際には注意が必要な場合があります。
そのため、
* 骨粗鬆症と診断されている
* 骨粗鬆症のお薬を服用している
* 注射治療を受けている
という方は、歯科受診時に必ずお知らせください。
お薬手帳をお持ちいただくとより安心です。
歯科医院でできる骨粗鬆症への気づき
歯科医院では、
* レントゲン検査
* 歯周病検査
* お口の機能評価
などを通じて、お口の状態を確認しています。

診察の中で、
* 骨の減少が疑われる
* 歯周病の進行が早い
* 義歯が合わなくなってきた
* 咀嚼機能が低下している
といった変化に気づくことがあります。
歯科医院はむし歯や歯周病を治療するだけでなく、全身の健康変化に気づく入口になることもあります。
お口の健康を守ることが健康寿命につながる
高齢化が進む現在、
「長生きすること」
だけではなく、
「健康に長く過ごすこと」
が大切になっています。
しっかり噛めることは、
* 栄養摂取
* 筋力維持
* 転倒予防
* フレイル予防
* 認知機能維持
にも関わる重要な要素です。
歯周病を予防し、必要に応じて治療を行い、定期的に管理することは、お口だけでなく全身の健康維持にもつながります。
重度歯周病でお悩みの方へ
歯周病が進行すると、歯を支える骨が大きく失われることがあります。
村川歯科では、歯周病の進行状態を詳しく検査し、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
また、重度歯周病に対しては、厚生労働省承認医療機器「ブルーラジカルP-01」を用いた自由診療の歯周病治療も行っています。

※ブルーラジカル治療は自由診療です。
「歯ぐきから出血する」
「歯がぐらつく」
「骨粗鬆症と言われているので心配」
「できるだけ自分の歯を残したい」
そのようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
村川歯科では、歯周病治療から定期管理、口腔機能管理まで、患者さんが5年後10年後も自分の歯で食事を楽しめるようサポートしています。
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