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睡眠と歯科
日常歯科診療において,診察中や待合室でいびきをかいて寝ている方や日中なのに猛烈な眠気を帯びた方など,閉塞性睡眠時無呼吸症候群の症状を呈しいる方もいらしゃいます。
睡眠時無呼吸症候群は,睡眠中に気道が狭くなって眠りが浅くなり,日中の眠気や仕事のパフォーマンスの低下ばかりでなく,高血圧、心筋梗塞,脳血管障害,糖尿病の生活習慣病を悪化させる現代病です。
●睡眠時の歯ぎしり
睡眠中の歯ぎしりや噛みしめは,歯がすり減る,歯が欠ける,歯の詰めものが取れる,被せものが壊れるなどな他に歯周病や顎関節症の原因になります。
当院では,歯ぎしりからはや被せものを守り、顎の筋肉や顎関節への影響を軽減するマウスピース治療を行なっております。今までにマウスピースが、装着出来なかった方もご相談ください。
●睡眠時のいびき「舌根沈下」
舌根沈下はいびきにとても深く関係しています。
舌根沈下は,仰向けに横だわった時に
舌根(舌を動かす筋肉と脂肪の塊)が重力と加齢による筋力低下によって、喉に落ち込んで気道をふさいでしまうことをいいます。
当院では、NightLase®️(ナイトレーズ・エンジェルスリープ) レーザーを口の中に照射して,口の中の緩んだ粘膜を引きしめ,いびきを軽減治療を行なっています。
●SmoothLiftin ™(スムースリフト)
口の周りの表情筋に口の中からレーザー照射することにより,ほうれい線,口周りの皺,マリオネット線の改善に効果的です。
3週間に一回を3回から6回程度レーザー照射する事により効果が半年から1年の効果があると言われています。
●NightLase®️(ナイトレーズ)
ナイトレーズで軽減できるいびきの度合い
いびきの度合いを調べる診断基準のひとつ「マランパチ分類」があります。
大きく口を開いて舌を突き出すと、口蓋垂や軟口蓋が見えます。喉の奥がどの程度見えるかを4段階の基準がマランパチスコアと呼ばれます。
ナイトレーズは,元のマランパチのスコアが低い程クラス1に近づきやすく、レーザー照射を繰り返すごとに変化がわかりやすくなります。 中には,クラス1であるにもいびきが酷い場合,鼻腔,その他に原因がある為,レーザー照射が適さない場合もあります。 当院では,マランパチ分類,CTによる気道解析「SICATエアー」をはじめとした検査にて,ナイトレーズ適正を判断させて頂いております。