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重度歯周病で歯を残したい方へ

ブルーラジカルP-01と村川歯科が考える歯周病治療

「歯周病がかなり進んでいると言われた」

「歯周ポケットが深いと言われた」

「歯がグラグラしてきた」

「治療を続けているけれど、歯ぐきからの出血がなかなか改善しない」

「抜歯が必要と言われた。でも、できることなら自分の歯を残したい」

このようなお悩みから、ブルーラジカルP-01について調べ、村川歯科へご相談いただく患者さんが増えています。

大阪市福島区の村川歯科では、ブルーラジカルP-01を歯周病治療の選択肢の一つとして取り入れています。

しかし、私たちは「ブルーラジカルを使うこと」そのものが治療の目的ではないと考えています。

大切なのは、

なぜ歯周病が進んだのか。
その歯は残せる可能性があるのか。
残すためには何が必要なのか。

をきちんと診査・診断することです。

ブルーラジカルP-01も、そのために検討する治療選択肢の一つです。

そして、最初にもう一つお伝えしておきたいことがあります。

ブルーラジカルを行えば、すべての歯を残せるわけではありません。

歯を支える骨が大きく失われている場合、歯の動揺が強い場合、歯根破折など歯周病以外の問題がある場合などでは、残念ながら抜歯を検討した方がよいこともあります。

村川歯科が目指しているのは、

「何があっても歯を抜かないこと」ではなく、「残せる可能性のある歯を、できるだけ長く守ること」

です。


「出血」「腫れ」「深い歯周ポケット」「歯のぐらつき」「抜歯と言われた」をシンプルなイラストで】

歯周病は「痛くないから大丈夫」とは限りません

歯周病は、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(細菌のかたまり)などが関係して炎症が起こり、進行すると歯を支えている組織が失われていく病気です。

初期から中等度では、自覚症状が少ないまま進行することもあります。

そのため、

「痛くなかったので大丈夫だと思っていた」

という方でも、検査をすると深い歯周ポケットや歯を支える骨の減少が認められることがあります。

歯ぐきからの出血や腫れ、口臭、歯のぐらつきなどは、歯周病に伴ってみられることがある症状です。

ただし、同じ「歯が痛い」「噛むと違和感がある」「歯が揺れる」という症状でも、原因が歯周病とは限りません。

歯根破折、歯の根の病気、噛み合わせなど、別の原因が関係していることもあります。

だからこそ、治療方法を決める前の診査・診断が重要です。

「歯周ポケットが深い」だけで治療方法は決めません

「歯周ポケットが7mmあります。ブルーラジカルをした方がいいでしょうか?」

このようなご質問をいただくことがあります。

しかし村川歯科では、

「7mmだからブルーラジカル」
「○mm以上だから抜歯」

というように、一つの数字だけで治療方法を決めることはありません。

歯周ポケットの深さだけでなく、歯ぐきからの出血、炎症の程度、歯石、歯を支える骨の状態、歯の動揺、歯根の形態、根分岐部の状態、噛み合わせ、毎日の歯磨きの状態、清掃しやすい環境かどうかなどを総合的に確認します。

数字だけを見るのではなく、その歯全体を見る。

これが、歯を残すためには大切だと考えています。

ブルーラジカルをご希望でも、まずお口の状態を確認します

「ブルーラジカルを受けたい」とご相談いただいた場合でも、すぐにブルーラジカルを行うとは限りません。

まずは、これまでどのような治療を受けてこられたのか、現在何に困っているのか、そして「どの歯をできるだけ残したいのか」などをお聞きします。

そのうえで、お口の状態を確認します。

村川歯科では、このカウンセリングと診査・診断を大切にしています。

歯周病治療では、毎日の歯磨きによるプラークコントロールや、歯石など歯周病に関係する原因を減らしていくことが基本になります。

歯科医院で治療をしても、毎日のセルフケアが十分でなければ、良い状態を長く維持することは難しくなります。

私たちは、単に歯石を取るだけではなく、

「患者さん自身が、ご自分の歯を守れる状態をつくること」

も歯周病治療の大切な部分だと考えています。

治療したら終わりではありません。「再評価」が重要です

歯周病治療では、治療前の状態だけを見るのではなく、治療によってどのように変化したのかを確認することが重要です。

そこで行うのが「再評価」です。

たとえば、治療前に深かった歯周ポケットが浅くなり、出血や炎症も改善していれば、その部位にさらに治療を加える必要がない場合があります。

一方で、必要な歯周病治療やセルフケアを行っても、

「深い歯周ポケットが残っている」

「出血が続いている」

「炎症が十分に改善していない」

という部位が残ることがあります。

その場合には、その歯について改めて今後の治療方法を考えます。

治療することと同じくらい、治療後にもう一度診ることが大切です。


診査・診断

必要な歯周病治療

再評価

現在の状態を確認

今後の治療方法を検討】

再評価後には、いくつかの治療選択肢があります

ここはとても大切なところです。

再評価で問題が残ったからといって、必ずブルーラジカルを行うわけではありません。

十分に改善していれば、良い状態を維持するための定期的な管理へ進むことがあります。

一方、深い歯周ポケットや炎症などが残っている場合には、その程度や原因によって今後の治療方法を検討します。

歯周治療を継続する場合もあれば、歯周外科治療を検討する場合もあります。

そして、患者さんの状態やご希望によっては、自由診療による治療を検討することもあります。

ブルーラジカルP-01は、その中にある治療選択肢の一つです。

また、残念ながら保存が難しいと判断される歯については、抜歯を検討することもあります。

村川歯科では、ブルーラジカルありきで治療方法を決めるのではなく、現在の状態と考えられる治療方法をご説明し、患者さんと相談しながら治療方針を考えていきます。


中央「再評価」
→改善:定期管理
→問題が残る:治療方法を検討
→歯周治療/歯周外科/自由診療の選択肢/抜歯を検討】

ブルーラジカルP-01とは?

ブルーラジカルP-01は、歯周病治療に用いる医療機器です。

3%過酸化水素水と波長405nmの青色レーザー、超音波スケーリングを組み合わせて使用します。

青色レーザーを過酸化水素に照射することでヒドロキシルラジカルを発生させ、超音波による歯石などの沈着物の除去と、歯周ポケット底部の殺菌を行う仕組みです。

ブルーラジカルP-01は、歯周炎Stage IIIまたはStage IVに該当する患者さんの治療において、歯石などの沈着物の除去と歯周ポケット底部の殺菌を目的とする医療機器として承認されています。


3%過酸化水素水+405nm青色レーザー+超音波

ラジカル殺菌+歯石等の除去】

ブルーラジカルは「すべての歯を残せる治療」ではありません

ブルーラジカルについて調べて、

「これなら抜歯しなくても済むのでは?」

と期待される患者さんもいらっしゃいます。

しかし、ブルーラジカルP-01があるからといって、すべての重度歯周病の歯を保存できるわけではありません。

残っている骨の量、歯の動揺、根分岐部の状態、歯根の形態、噛み合わせ、清掃性、セルフケアなど、さまざまな要素によって治療後の経過は変わります。

また、歯根破折など歯周病以外の原因で保存が難しい場合には、ブルーラジカルが適した治療にならないことがあります。

私たちが大切にしているのは、

「ブルーラジカルができるか」ではなく、
「この歯を残すためにブルーラジカルを行う意味があるか」

を考えることです。

「抜歯が必要」と言われたら、もう歯は残せないのでしょうか?

これは、村川歯科にご相談いただく患者さんからよく聞く言葉です。

他院で抜歯を勧められた歯について、診察をせずに「残せます」とお答えすることはできません。

一方で、「抜歯と言われた」という情報だけで、その歯について何も検討できないと決めることもできません。

まず大切なのは、

「なぜ抜歯が必要と判断されたのか」

を確認することです。

歯周病による骨の減少なのか。

歯の動揺なのか。

歯根破折なのか。

歯の根の病気なのか。

噛み合わせが大きく関係しているのか。

原因によって考えられる治療方法は変わります。

診査・診断を行い、保存できる可能性、治療によって期待できること、その限界まで考えたうえで治療方針をご説明します。

「歯を残すこと」と「何があっても抜歯しないこと」は違います

村川歯科では、天然の歯をできるだけ大切にしたいと考えています。

しかし、どんな状態でも歯を残すことが、患者さんにとって最善とは限りません。

歯を支える骨が著しく失われている場合、動揺が非常に大きい場合、歯根が破折している場合など、長期的な保存が難しいと判断されることがあります。

無理に残すことで、噛みにくい状態や炎症が続いたり、周囲の組織や今後の治療計画に影響したりする可能性についても考えなければなりません。

そのような場合には、十分にご説明したうえで、抜歯を治療選択肢としてご提案することがあります。

私たちが考える「歯を残す治療」とは、

すべての歯を無条件に残すことではありません。

残せる可能性のある歯を見極め、そして「その歯を残すことが患者さんにとって良いのか」まで考え、できるだけ長く機能させることです。


中央:診査・診断
→保存を目指す
→慎重に経過を見る
→抜歯を検討する】

ブルーラジカルを受ければ、歯周病治療は終わりですか?

いいえ。

ブルーラジカルを一度行えば、その後は何もしなくてもよいというわけではありません。

治療後も毎日の歯磨きなどのセルフケアと、歯科医院での定期的なメインテナンスが重要です。

ブルーラジカルで治療した歯についても、歯周ポケット、出血、炎症、清掃状態などを再び確認し、その後の経過をみていきます。

村川歯科では、

「治療すること」だけではなく、「治療した歯をその後どう守るか」までが歯周病治療

だと考えています。

ブルーラジカルP-01は自由診療です

ブルーラジカルP-01を用いた治療は、健康保険が適用されない自由診療(自費による診療)です。

通常の歯周病診療と、自由診療として行うブルーラジカルP-01による治療については、それぞれの内容をご説明したうえで治療を進めます。

ブルーラジカルを受けることを前提として、通常の歯周病診療を進めるものではありません。

ブルーラジカルをご希望の場合には、診査・診断のうえ適応を判断し、自由診療として治療内容、費用、治療期間・回数の目安、主なリスクや限界についてご説明し、ご理解いただいたうえで治療を行います。

当院でのブルーラジカルP-01治療費の目安

カウンセリング(40分):11,000円(税込)

精密検査・レントゲン・治療プラン:16,500円(税込)

麻酔を行うブルーラジカル治療:1歯 22,000円(税込)

1ブロック(4〜6歯):66,000円(税込)

治療する歯の本数や範囲によって費用は異なります。治療前に必要な範囲と費用をご説明します。

主なリスク・注意点

治療中・治療後に、一時的な痛み、出血、腫れ、知覚過敏などが生じることがあります。

歯周病の状態によって治療結果には個人差があり、ブルーラジカルを行っても歯周ポケットや炎症が残る場合があります。

治療後の状態によっては、追加の歯周治療、歯周外科治療、再治療、抜歯などを検討することがあります。

また、全身状態などによっては治療を行えない場合があります。

よくあるご質問

Q. 歯周病で抜歯と言われました。相談できますか?

はい。まず、なぜ抜歯が必要と判断されたのかを確認します。

ただし、診査・診断の結果、保存が難しいと判断される場合もあります。すべての歯を残せるわけではないことをご理解ください。

Q. ブルーラジカルなら抜歯を避けられますか?

ブルーラジカルを行えば、必ず抜歯を避けられるわけではありません。

骨の状態、歯の動揺、歯根の状態、噛み合わせなどを診査し、保存できる可能性と適応を判断します。

Q. 歯周ポケットが7mmあります。ブルーラジカルの適応ですか?

歯周ポケットの数字だけでは判断しません。

出血、骨の状態、歯石、動揺、根分岐部、噛み合わせ、清掃状態などを総合的に確認して判断します。

Q. 歯がグラグラしています。それでも残せますか?

動揺の程度と原因によります。

炎症や噛み合わせなど複数の要因が関係している場合があります。一方で、歯を支える骨が著しく失われている場合などには、保存が難しいこともあります。

Q. ブルーラジカルだけ受けることはできますか?

まず現在のお口の状態を確認する必要があります。

ブルーラジカルをご希望であっても、診査・診断の結果、適応にならない場合があります。

Q. ブルーラジカルは保険適用ですか?

いいえ。当院では健康保険が適用されない自由診療として行っています。治療前に治療内容と費用についてご説明します。

Q. 重度歯周病なら全員ブルーラジカルをした方がよいですか?

いいえ。

重度歯周病であっても、すべての患者さん、すべての歯に同じ治療を行うわけではありません。

診査・診断と治療後の再評価を行い、それぞれの歯に必要な治療を考えます。

ブルーラジカルを導入して、改めて感じていること

ブルーラジカルP-01という治療選択肢が加わったことで、歯周病について患者さんとお話しする機会が増えました。

しかし、実際に診療を続けるほど、

「機器だけで歯周病を治療するのではない」

ということを改めて感じています。

患者さんのお話を聞く。

診査・診断をする。

現在の状態を理解していただく。

毎日の歯磨きを改善する。

必要な治療を行う。

そして、もう一度評価する。

残った問題について、次の治療方法を考える。

治療後もメインテナンスを続ける。

ブルーラジカルは、この歯周病治療の流れの中に加わった一つの治療選択肢です。

私たちが目指しているのは、ブルーラジカルを行うことそのものではありません。

患者さんの大切な天然の歯を、できるだけ長く守ることです。

「抜歯が必要と言われた」

「歯周病の治療を続けているけれど不安がある」

「自分の歯をできるだけ残したい」

「ブルーラジカルが自分に合う治療なのか知りたい」

そのようなお悩みがある方は、まず現在のお口の状態を知るところから始めてみてください。

治療方法を決める前に、

「この歯をどうしたら、できるだけ長く守れるのか」

を患者さんと一緒に考える。

それが、現在の村川歯科が大切にしている歯周病治療です。

大阪市福島区 村川歯科
06-6451-2770

ブルーラジカル専用
06-6451-2755

ブルーラジカルP-01についてのご相談は、まずお口の状態を確認したうえで、適応や治療方法についてご説明しています。

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